【ポケモン剣盾】 シーズン9  最終順位7510位 ドリュピオン構築 

 いらっしゃいませ~こんにちは~!

 今回は自己初の最終順位4桁入りを果たしたので、当時の考え方を記事として残しておきたいと思います。

 

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〇はじめに

 自分は元々「サイクル構築」や「エースを通す構築」が好きで、今シーズン序盤は「サイクル構築」を試していました。

 今シーズンは構築の軸を変えずに戦い抜こうと思っていたのですが、途中からランキングが失速してしまったので(絶望)、8月下旬に入ってから「エースを通す構築」に急遽シフトしました。

 

 

 

〇構築の考え方

 まず鎧の孤島が追加されてからのここ2ヶ月の環境は、エースバーンf:id:ryotsu416:20200809140116p:plainを筆頭に強力な物理アタッカーが多いため、きあいのタスキを持たせてカウンターで返すポケモンが大量発生していました。

 なので初手にステルスロックを撒いて相手のタスキカウンターを潰し、裏のエースで抜いていく構築が強いのではと考えました。この戦術はシンプルかつパワーもあるので、相手の「よくわからない初見殺し構築」もまとめて一掃しやすいこともあり、実際強かったです。

 

 

 

〇構築の組み方

 まず1体目は、初手のステロ要員としてきあいのタスキを持たせたドリュウズf:id:ryotsu416:20200809160100p:plainを採用。この枠はシーズン終盤まで悩みましたが、はがねタイプでフェアリーに牽制できる点や、素で特防が高いことからポリゴン2f:id:ryotsu416:20200809163842p:plainのダウンロードを気にしなくて済む点(+ポケモン愛)で選びました。

 2体目は、嫌われるほど強すぎて環境に多いエースバーンに対して、ダイマックスの撃ち合いでも勝てるパッチラゴンf:id:ryotsu416:20200809160203p:plainをエース1として採用。

 3体目は、パッチラゴンが勝てないドラパルトf:id:ryotsu416:20200830130940p:plainに強く、スイーパーの役目もこなせるミミッキュf:id:ryotsu416:20200809163101p:plainをエース2として採用。

 4体目は、初手でタスキドリュウズvsウーラオス(連撃)f:id:ryotsu416:20200809161809p:plainの対面ができるとドリュウズ側が何もできずに退場してしまうため、引き先(+ポケモン愛)としてドラピオンf:id:ryotsu416:20200830122914p:plainを採用。

 5体目は、ポリゴン2にも強く、シーズン終盤にも増えていた相手のアッキカバルドンf:id:ryotsu416:20200809154556p:plainがウザすぎるのでウーラオス(連撃)f:id:ryotsu416:20200809161809p:plainを採用。

 6体目は、相手の物理受けに強い特殊アタッカーが欲しく、相手のアッキカバルドンがウザすぎるのでアシレーヌf:id:ryotsu416:20200830123724p:plainをエース3として最終盤に急遽採用。

 

 

 

〇個体紹介

ドリュウズ(タイプ:じめん、はがね)

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種族値:H110-A135-B60-C50-D65-S88(計508)

特性:かたやぶり

性格:ようき

実数値(努力値):H185-A187(252)-B81(4)-x-D85-S154(252)

技構成:じしん/アイアンヘッド/がんせきふうじ/ステルスロック

持ち物:きあいのタスキ

 

 剣盾でずっと強かったミミッキュキラー。

 超一般的な型。

 初手に投げるタスキ持ちのがんぷう+ステロが強すぎる。

 最速にすれば、がんぷうで最速ドラパルト(S142族)すら抜くのが偉すぎる。

 カッコいいし可愛い。来月から使えないのが惜しい。

 

 選出率1位

 

 

パッチラゴン(タイプ:でんき、ドラゴン)

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種族値:H90-A100-B90-C80-D70-S75(計505)

特性:はりきり

性格:やんちゃ

実数値(努力値):H165-A149(124)-B110-C132(252)-D81-S112(132)

技構成:でんげきくちばし/りゅうせいぐん/つばめがえし/かえんほうしゃ

持ち物:いのちのたま

 

 ガラル地方の火力オバケ。

 他の方の記事を参考にした、珍しい両刀型。

 ウザすぎるアッキカバルドンや鬼火で止まらなくなる点を評価し、最終盤に急遽物理型から変更した。

 Aの数値を落としているが、珠を持たせているので物理アタッカーとしての魅力を損なわずに活躍できるので、使い勝手は悪くなかった。

 はりきりで技を外すのは、コイツを使ってる本人が悪い。

 

参考にした記事のURL

https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2020/08/06/163258

 

 選出率4位

 

 

ミミッキュ(タイプ:ゴースト、フェアリー)

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種族値:H55-A90-B80-C50-D105-S96(計476)

特性:ばけのかわ

性格:ようき

実数値(努力値):H131(4)-A142(252)-B100-x-D125-S162(252)

技構成:かげうち/ゴーストダイブ/じゃれつく/つるぎのまい

持ち物:のろいのおふだ

 

 ポケモン界の月額AIM。

 持ち物以外は超一般的な最速型。

 珠をパッチラゴンに取られたのでお札で影撃ちの威力をUP。

 能力ランクが上がった相手のエースに蹂躙されそうな試合も、化けの皮を盾に剣舞からのダイウォールで切り返すと、いつの間にかこちらが相手を蹂躙しているという謎ポケモン本当に頭がおかしい。禁止ポケモンになって当然である。

 

 選出率2位

 

 

ドラピオン(タイプ:どく、あく)

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種族値:H70-A90-B110-C60-D75-S95(計500)

特性:カブトアーマー

性格:わんぱく

実数値(努力値):H177(252)-A110-B178(252)-x-D96(4)-S115

技構成:はたきおとす/どくどく/みがわり/ふきとばし

持ち物:くろいヘドロ

 

 ダイパキッズの思い出。

 物理クッションの型にした嫁ポケ。

 相手のウーラオス(連撃)の技、水流連打の確定急所を特性カブトアーマーで無効化できる点が良い。

 タイプ一致の叩きと毒々、身代わりで受け系のポケモンにもS95族のすばやさで上から嫌がらせができる。吹き飛ばしで起点回避もできる。意外とやれる奴。

 

 選出率3位

 

 

ウーラオス(連撃)(タイプ:かくとう、みず)

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種族値:H100-A130-B100-C63-D60-S97(計550)

特性:ふかしのこぶし

性格:ようき

実数値(努力値):H175-A182(252)-B121(4)-x-D80-S163(252)

技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/かみなりパンチ/とんぼがえり

持ち物:こだわりスカーフ

 

 話題の準伝説ポケモン

 スカーフとんぼでサイクルも回せる一般的な型。

 スカーフだとエースバーンやリザードンf:id:ryotsu416:20200809162920p:plainに上から水流連打をぶち込める点も良い。

 水流連打が確定急所の技なおかげで、自身の攻撃ダウンや相手の防御アップ、さらには壁も無視して殴れるのが唯一無二の強み。

 

 選出率5位

 

 

アシレーヌ(タイプ:みず、フェアリー)

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種族値:H80-A74-B74-C126-D116-S60(計530)

特性:げきりゅう

性格:ひかえめ

実数値(努力値):H187(252)-A84-B94-C187(188)-D136-S89(68)

技構成:うたかたのアリアムーンフォースクイックターン/みがわり

持ち物:たべのこし

 

 水フェアリーとかいうタイプがもうズルい。

 一般的な特殊アタッカー型。

 相手の初手にカバルドンが来ないようにするための見せポケ。

 ほぼ無振りS60,65族のすばやさの競争が激しいので、安心できる4振り65族抜き抜き抜きまでSに振った。

 

 選出率6位

 

 

 

〇構築の選出・動かし方

●選出例その1

・初手ドリュウズ+パッチラゴン+ミミッキュ

 相手構築にカバルドンやウーラオスがいない時の基本選出。

 初手のドリュウズでステロを撒き、パッチラゴンとミミッキュで抜いていく。

 

 

●選出例その2

・初手ドリュウズ+ドラピオン+@1

 相手構築にウーラオスがいる時の基本選出。

 相手の初手にウーラオス(連撃)が来た場合はドラピオンに引き、叩きなどで撹乱する。

 相手構築にドラピオンの毒々が刺さりそうな耐久ポケモンがいる時も、この選出はアリ。

 

 

●選出例その3

・初手パッチラゴン+@2

 相手構築にカバルドンがいる場合の選出。

 相手は初手にカバルドンを投げられないので(投げてくる奴は知らん)、初手パッチラゴンで荒らす。初手ダイマックスでつばめ返しか流星群を撃ち、受けに来たHBカバルドンに対して撃ってない方の技を再度ぶつけて沈没させる。

 

 

●動かし方

ドリュウズ

 相手の初手が、ドリュウズより早いポケモンの状況Aや、初手ダイジェットでドリュウズの上を取ってきそうな状況B、タスキを持っていそうな状況Cなどは、なるべくがんぷうで相手の素早さを下げつつタスキの線を潰した後にステロを撒くのが理想。

 しかし状況Aの場合、スカーフ持ちが多いポケモンならがんぷう後も上から行動されるリスクがあるため、初手がんぷうはせずステロから入る。先制技持ちも同じ理由で初手ステロが安定。

ドラピオン

 基本は毒々よりも叩きの方が優先度は高い。

 吹き飛ばしでステロダメージを稼いだりもできる。

 

 

 

〇構築、採用ポケモンたちの総括

 ドリュウズはHPが1になっても大事に取っておけば試合の終盤には地面の一貫ができて、最終的に地震連打で試合が決することもある。一定以上のすばやさで高めのA種族値から放たれるタイプ一致地震は本当に強いとつくづく実感させられる(ガブリアス)。来期はワルビアルドリュウズの空いた枠を埋めてくれそう。

 ドラピオンの毒々のダメージを活かすなら、選出率が高くサイクル参加できるポケモン(なるべく特防が薄くないポケモン)を採用すれば、この型のドラピオンの活躍の機会が増えるかもしれない。

 

 

 

〇終わりに

 来季はランクマッチにおいて、主に使用率TOP10だったポケモンたちが2ヶ月間の使用禁止になることから、パッチラゴンf:id:ryotsu416:20200809160203p:plainとウーラオスf:id:ryotsu416:20200809161809p:plainを筆頭に使用率10位~20位だったポケモンたちが暴れる時代が来ると騒がれています。パッチラゴンやウーラオス辺りの対策をするのがとりあえずのスタートになるのかなと思います。

 他にもドラパルトf:id:ryotsu416:20200830130940p:plainミミッキュf:id:ryotsu416:20200809163101p:plainやゴリランダーf:id:ryotsu416:20200810000752p:plainエースバーンf:id:ryotsu416:20200809140116p:plainが禁止になりますが、彼らのせいで使用率がどん底まで落ちていたポケモンたちが来期上位に食い込んでくる可能性も考えると、しばらくはいろんなポケモンを相手にしないといけません。なのである程度環境が固まるまでは、それらの元どん底ポケモンたちをまとめて沈められるだけのパワーがある構築を組むことが重要なのかなと思っています。

 そのうち3桁順位の大台にも乗りたい。

 

 YOUTUBEでも時々修行しています。

       ↓

https://www.youtube.com/channel/UCGl0LZ1TwfSGL9IL1Vscb0A/videos?view_as=subscriber

 

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 最後まで読んでいただきありがとうございました!