【剣盾シングル】最終6416位(レート1722) 海竜とマンモスの侵略構築
いらっしゃいませ~こんにちは~!
今回は、シーズン12の殆どの期間使用していた構築を紹介します。
はじめに
今シーズンは、2ヶ月の謹慎から解かれた相棒のドラパルトを使うことから始めました。
構築のコンセプト、組み方
多少サイクルも回しながらエースを通すことをコンセプトにしましした。
エースドラパルトと相性補完にも優れたテッカグヤ、今作からの「ねっとう」習得で利便性のありそうなライコウ、以上3体を構築の軸として組み始めました。今シーズンの9割方はこの3体が構築にいました。
ここからは、上記3体で重たい上位ポケモンを意識しました。ランドロスを筆頭とした氷4倍弱点に強く、氷に耐性のあるマンムー、案の定環境TOPのエースバーンに強いギャラドス、HD以外のポリゴン2に強そうなウツロイドを採用しました。上記3体は、共に11月10日くらいから採用していました。
ここでは書き切れない程度には試行錯誤していましたが、簡潔にまとめるとそんな感じです。
各ポケモンの紹介
〇ドラパルト
持ち物:きあいのタスキ
特性:すりぬけ
性格:ひかえめ
実数値(努力値):H163-x-B95-C167(252)-D96(4)-S194(252)
いろんな型を試したが選出率が低かったので、最終日にこの型になった。
鬼火の命中不安が嫌でずっと避けていた型だが、最終日はよく鬼火を当ててくれたので物理アタッカーに役割が持てて強かった。最終日の選出率はかなり高かったし、もっと早くこの型を試していればよかった。
何でもできるこのポケモンはやはりスゴイ。
持ち物:じゃくてんほけん
特性:ビーストブースト
性格:おくびょう
実数値(努力値):H203(244)-x-B124(4)-C128(4)-D125(28)-S121(228)
S +1で最速110族抜き
シーズン序盤のEasyWin量産機。
カグヤのじしんが読まれなそうだったので採用し、ウツロイドやジバコイル、ヒードランを4倍弱点で吹き飛ばしまくった。ブリザポスがキツすぎたのでラスカノを採用。
HCやCS、性格せっかち(B↓S↑)でH振りドランをダイアースで確定一発ラインまでAに振ったりといろいろ試していたが、ドランが環境から消えたので結局この型になった。
弱保が発動した時も基本ダイジェットでSが上がっているので、相手の後続に負荷がかかりやすいのがいい。この利点があるので、弱保メタグロスのような遅い弱保持ちよりも評価は高め。
〇ライコウ
持ち物:とつげきチョッキ
特性:プレッシャー
性格:おくびょう
実数値(努力値):H175(76)-x-B96(4)-C167(252)-D122(12)-S171(164)
技:10まんボルト/ライジングボルト/ねっとう/はかいこうせん
S 最速ウツロイド抜き
カプ・レヒレやサンダー意識のチョッキ型。強さはボチボチ。
ドラゴンに何もできないのではかいこうせんを採用。ダイアタックとしてSを下げられるのも偉かった。瞬間火力を上げるために採用したライジングボルトは、ボルチェンでもいいかも。
〇マンムー
持ち物:いのちのたま
特性:あついしぼう
性格:いじっぱり
実数値(努力値):H217(252)-A200(252)-B100-x-D80-S101(4)
S S振りが意味なかったのでHA
この構築の『MVP』。飛行タイプ環境だったのでほとんどの構築に突き刺さっており、選出もしやすくてマジで大暴れしていた。
火力が次元を超えていて終始笑いが止まらなかった。ダイマすれば大抵の攻撃は1発耐えるし、ダイマすると珠ダメが減るのでダイマとの相性も良く、頻繁にダイマしていた。ステロはほぼダイウォール用。
特性あついしぼうを失念しているプレイヤーが意外といるのもお得感。
持ち物:オボンのみ
特性:いかく
性格:ずぶとい
実数値(努力値):H185(116)-A145-B136(196)-x-D120-S126(196)
S +1で最速エースバーン抜き
H オボンの回復値とHP奇数値を考慮した実数値4n+1
エスバ入りに後投げしてボコボコにしていた。
ただの威嚇クッションではなく、
飛び跳ねるや守るで相手のダイマターンを枯らしたり、竜舞してダイマで切り返すエースとしても大活躍した。扱いが難しいが汎用性が高くて超強かった。
このギャラのおかげで、エスバ入り構築にはかなり高い勝率を誇っていた。
持ち物:パワフルハーブ
特性:ビーストブースト
性格:おくびょう
実数値(努力値):H185(4)-x-B77(76)-C169(172)-D152(4)-S170(252)
技:メテオビーム/ヘドロウェーブ/10まんボルト/ふしょくガス
C 最速にしつつも特性でSが上昇するライン
シーズン中盤・終盤のEasyWin量産機。
メテビと特性でCとSを上昇させ、ダイマエースバーンでも止まらない化け物になっていた。環境に増えていたサンダーなどを餌に、最高の働きをしてくれた。
Bに76振ることでエスバとほぼ同じ物理耐久になる。
HDポリ2意識で読まれないふしょくガスを採用したが、草結びでもいい。
選出、動かし方
〇以下3点を意識して刺さっている3体を柔軟に選出する。
・タスキドラパや、弱保カグヤは初手性能が高いため、基本初手。
・スイーパー役マンムーと、クッションのギャラは基本裏。
・エスバがいたらほぼ来るのでギャラを投げる。
基本選出はドラパ or ウツロ + ギャラ + マンムー
特殊アタッカーに受け出せるクッションはチョッキライコウとウツロ、物理アタッカーに対してはギャラ。しかし相手構築にエスバがいるならギャラのHPを大事にしないといけないので、その場合物理アタッカーはドラパの鬼火で見るか、サイクル不利になる前にダイマで圧力をかける。
耐久に振り切ったポケモンがいないため、あまり交代せず対面的に動く試合も多いが、ドラパの鬼火やギャラを絡ませるとサイクルが回しやすくなる。
〇よくある勝ち筋
・ウツロやカグヤを押し付けて勝つパターン。
・マンムーのダイマで相手を削り、焦って控えにダイマを切ってきたところにウォールからのギャラ引きで相手のダイマターンを枯らす。その後、疲弊した相手をマンムーのつぶてでお掃除して勝つパターン。
・裏に控えているエスバのため、簡単にポケモンを切らずに数的有利を維持する。ラス1でエスバが出てたら、残しておいたポケモンを使って交代を重ね、ギャラで威嚇を入れまくる。エスバをイジメ抜いてボコボコにするパターン。
他に使ったポケモン
〇腕白HBオボンラグラージ
あくびステロに加えてクイックターンの交代技があるおかげで扱いやすかった。
〇臆病CS珠アーゴヨン
エスバにもフェアリーにも勝てる点がかなり強かった。前述したラグと合わせてあくび⇒わるだくみのコンボは強力。
しかしドラパをメインに使っていて氷の一貫がキツすぎたので抜けた。積みアタッカーがほぼいなくなってラグも必然的に抜けた。
〇図太いHBこうこうのしっぽユクシー
こうこうのしっぽトリックを採用しラグのように使っていた。でもあくびステロがあってトリックする暇ないし、タイプ一致じしんがあるカバルドンやラグと違って身代わりで詰むのが弱すぎてクビにした。
〇意地っ張りASタスキ悪ウーラオス
構築に合っていなかったので結局抜けたが、ふいうちのダメージが結構出るのとか強かった。
終わりに
今季はあまり満足のいく結果が出せた訳ではありませんが、使いたいポケモンが使えていろんなポケモンが追加されたので純粋に楽しかったです。
ライコウカグヤの枠は再検討できそうだし、まだまだ開拓の余地がある構築だと思っています。
シーズン13序盤は完全にサンダーの時代みたいなので、サンダーメタとして増殖したウツロもセットで注意した方がいいかもですね。
来季以降もまた時間が取れれば、最終レート1800や最終3桁を狙っていきたいです。
YOUTUBEでも時々修行しています。
↓
https://www.youtube.com/channel/UCGl0LZ1TwfSGL9IL1Vscb0A/videos?view_as=subscriber
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
【ポケモン剣盾】 シーズン9 最終順位7510位 ドリュピオン構築
いらっしゃいませ~こんにちは~!
今回は自己初の最終順位4桁入りを果たしたので、当時の考え方を記事として残しておきたいと思います。
〇はじめに
自分は元々「サイクル構築」や「エースを通す構築」が好きで、今シーズン序盤は「サイクル構築」を試していました。
今シーズンは構築の軸を変えずに戦い抜こうと思っていたのですが、途中からランキングが失速してしまったので(絶望)、8月下旬に入ってから「エースを通す構築」に急遽シフトしました。
〇構築の考え方
まず鎧の孤島が追加されてからのここ2ヶ月の環境は、エースバーンを筆頭に強力な物理アタッカーが多いため、きあいのタスキを持たせてカウンターで返すポケモンが大量発生していました。
なので初手にステルスロックを撒いて相手のタスキカウンターを潰し、裏のエースで抜いていく構築が強いのではと考えました。この戦術はシンプルかつパワーもあるので、相手の「よくわからない初見殺し構築」もまとめて一掃しやすいこともあり、実際強かったです。
〇構築の組み方
まず1体目は、初手のステロ要員としてきあいのタスキを持たせたドリュウズを採用。この枠はシーズン終盤まで悩みましたが、はがねタイプでフェアリーに牽制できる点や、素で特防が高いことからポリゴン2のダウンロードを気にしなくて済む点(+ポケモン愛)で選びました。
2体目は、嫌われるほど強すぎて環境に多いエースバーンに対して、ダイマックスの撃ち合いでも勝てるパッチラゴンをエース1として採用。
3体目は、パッチラゴンが勝てないドラパルトに強く、スイーパーの役目もこなせるミミッキュをエース2として採用。
4体目は、初手でタスキドリュウズvsウーラオス(連撃)の対面ができるとドリュウズ側が何もできずに退場してしまうため、引き先(+ポケモン愛)としてドラピオンを採用。
5体目は、ポリゴン2にも強く、シーズン終盤にも増えていた相手のアッキカバルドンがウザすぎるのでウーラオス(連撃)を採用。
6体目は、相手の物理受けに強い特殊アタッカーが欲しく、相手のアッキカバルドンがウザすぎるのでアシレーヌをエース3として最終盤に急遽採用。
〇個体紹介
●ドリュウズ(タイプ:じめん、はがね)
種族値:H110-A135-B60-C50-D65-S88(計508)
特性:かたやぶり
性格:ようき
実数値(努力値):H185-A187(252)-B81(4)-x-D85-S154(252)
技構成:じしん/アイアンヘッド/がんせきふうじ/ステルスロック
持ち物:きあいのタスキ
剣盾でずっと強かったミミッキュキラー。
超一般的な型。
初手に投げるタスキ持ちのがんぷう+ステロが強すぎる。
最速にすれば、がんぷうで最速ドラパルト(S142族)すら抜くのが偉すぎる。
カッコいいし可愛い。来月から使えないのが惜しい。
選出率1位
●パッチラゴン(タイプ:でんき、ドラゴン)
種族値:H90-A100-B90-C80-D70-S75(計505)
特性:はりきり
性格:やんちゃ
実数値(努力値):H165-A149(124)-B110-C132(252)-D81-S112(132)
技構成:でんげきくちばし/りゅうせいぐん/つばめがえし/かえんほうしゃ
持ち物:いのちのたま
ガラル地方の火力オバケ。
他の方の記事を参考にした、珍しい両刀型。
ウザすぎるアッキカバルドンや鬼火で止まらなくなる点を評価し、最終盤に急遽物理型から変更した。
Aの数値を落としているが、珠を持たせているので物理アタッカーとしての魅力を損なわずに活躍できるので、使い勝手は悪くなかった。
はりきりで技を外すのは、コイツを使ってる本人が悪い。
参考にした記事のURL
↓
https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2020/08/06/163258
選出率4位
●ミミッキュ(タイプ:ゴースト、フェアリー)
種族値:H55-A90-B80-C50-D105-S96(計476)
特性:ばけのかわ
性格:ようき
実数値(努力値):H131(4)-A142(252)-B100-x-D125-S162(252)
持ち物:のろいのおふだ
ポケモン界の月額AIM。
持ち物以外は超一般的な最速型。
珠をパッチラゴンに取られたのでお札で影撃ちの威力をUP。
能力ランクが上がった相手のエースに蹂躙されそうな試合も、化けの皮を盾に剣舞からのダイウォールで切り返すと、いつの間にかこちらが相手を蹂躙しているという謎ポケモン。本当に頭がおかしい。禁止ポケモンになって当然である。
選出率2位
●ドラピオン(タイプ:どく、あく)
種族値:H70-A90-B110-C60-D75-S95(計500)
特性:カブトアーマー
性格:わんぱく
実数値(努力値):H177(252)-A110-B178(252)-x-D96(4)-S115
技構成:はたきおとす/どくどく/みがわり/ふきとばし
持ち物:くろいヘドロ
ダイパキッズの思い出。
物理クッションの型にした嫁ポケ。
相手のウーラオス(連撃)の技、水流連打の確定急所を特性カブトアーマーで無効化できる点が良い。
タイプ一致の叩きと毒々、身代わりで受け系のポケモンにもS95族のすばやさで上から嫌がらせができる。吹き飛ばしで起点回避もできる。意外とやれる奴。
選出率3位
●ウーラオス(連撃)(タイプ:かくとう、みず)
種族値:H100-A130-B100-C63-D60-S97(計550)
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
実数値(努力値):H175-A182(252)-B121(4)-x-D80-S163(252)
技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/かみなりパンチ/とんぼがえり
持ち物:こだわりスカーフ
話題の準伝説ポケモン。
スカーフとんぼでサイクルも回せる一般的な型。
スカーフだとエースバーンやリザードンに上から水流連打をぶち込める点も良い。
水流連打が確定急所の技なおかげで、自身の攻撃ダウンや相手の防御アップ、さらには壁も無視して殴れるのが唯一無二の強み。
選出率5位
●アシレーヌ(タイプ:みず、フェアリー)
種族値:H80-A74-B74-C126-D116-S60(計530)
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
実数値(努力値):H187(252)-A84-B94-C187(188)-D136-S89(68)
技構成:うたかたのアリア/ムーンフォース/クイックターン/みがわり
持ち物:たべのこし
水フェアリーとかいうタイプがもうズルい。
一般的な特殊アタッカー型。
相手の初手にカバルドンが来ないようにするための見せポケ。
ほぼ無振りS60,65族のすばやさの競争が激しいので、安心できる4振り65族抜き抜き抜きまでSに振った。
選出率6位
〇構築の選出・動かし方
●選出例その1
初手のドリュウズでステロを撒き、パッチラゴンとミミッキュで抜いていく。
●選出例その2
相手構築にウーラオスがいる時の基本選出。
相手の初手にウーラオス(連撃)が来た場合はドラピオンに引き、叩きなどで撹乱する。
相手構築にドラピオンの毒々が刺さりそうな耐久ポケモンがいる時も、この選出はアリ。
●選出例その3
・初手パッチラゴン+@2
相手構築にカバルドンがいる場合の選出。
相手は初手にカバルドンを投げられないので(投げてくる奴は知らん)、初手パッチラゴンで荒らす。初手ダイマックスでつばめ返しか流星群を撃ち、受けに来たHBカバルドンに対して撃ってない方の技を再度ぶつけて沈没させる。
●動かし方
相手の初手が、ドリュウズより早いポケモンの状況Aや、初手ダイジェットでドリュウズの上を取ってきそうな状況B、タスキを持っていそうな状況Cなどは、なるべくがんぷうで相手の素早さを下げつつタスキの線を潰した後にステロを撒くのが理想。
しかし状況Aの場合、スカーフ持ちが多いポケモンならがんぷう後も上から行動されるリスクがあるため、初手がんぷうはせずステロから入る。先制技持ちも同じ理由で初手ステロが安定。
基本は毒々よりも叩きの方が優先度は高い。
吹き飛ばしでステロダメージを稼いだりもできる。
〇構築、採用ポケモンたちの総括
ドリュウズはHPが1になっても大事に取っておけば試合の終盤には地面の一貫ができて、最終的に地震連打で試合が決することもある。一定以上のすばやさで高めのA種族値から放たれるタイプ一致地震は本当に強いとつくづく実感させられる(ガブリアス)。来期はワルビアルがドリュウズの空いた枠を埋めてくれそう。
ドラピオンの毒々のダメージを活かすなら、選出率が高くサイクル参加できるポケモン(なるべく特防が薄くないポケモン)を採用すれば、この型のドラピオンの活躍の機会が増えるかもしれない。
〇終わりに
来季はランクマッチにおいて、主に使用率TOP10だったポケモンたちが2ヶ月間の使用禁止になることから、パッチラゴンとウーラオスを筆頭に使用率10位~20位だったポケモンたちが暴れる時代が来ると騒がれています。パッチラゴンやウーラオス辺りの対策をするのがとりあえずのスタートになるのかなと思います。
他にもドラパルトミミッキュやゴリランダーエースバーンが禁止になりますが、彼らのせいで使用率がどん底まで落ちていたポケモンたちが来期上位に食い込んでくる可能性も考えると、しばらくはいろんなポケモンを相手にしないといけません。なのである程度環境が固まるまでは、それらの元どん底ポケモンたちをまとめて沈められるだけのパワーがある構築を組むことが重要なのかなと思っています。
そのうち3桁順位の大台にも乗りたい。
YOUTUBEでも時々修行しています。
↓
https://www.youtube.com/channel/UCGl0LZ1TwfSGL9IL1Vscb0A/videos?view_as=subscriber
最後まで読んでいただきありがとうございました!